治療の流れ flow
ご来院いただく前に
持ち物
■保険証または医療券
■お薬手帳または服用・投与しているお薬がわかるもの
服用・投与しているお薬の種類によっては、歯科治療に影響する場合があります。そのため、治療途中でお薬を飲み始めた場合も、必ずお薬手帳などをお持ちいただき、お薬の種類をお知らせください。服用・投与しているお薬の内容によっては、当院での治療が難しくなることもあります。その場合は、連携している医療機関をご紹介いたします。
治療の流れ
ご来院・カウンセリング
ご来院されましたら受付にお声がけください。
まずは問診票のご記入をお願いしています。
問診票の内容をもとに、お悩みの症状や治療に関する希望などを歯科医師が丁寧にうかがいます。
症状のほかにも治療内容や費用、期間などについてどのようなことでも遠慮なくご相談ください。
適切な治療方法は患者さまごとに異なりますので、一緒に考えていきましょう。
口腔内の診査
患者さまのお口の状態を詳しく把握するために、レントゲンやカメラでの撮影、歯ぐきの検査などを行います。
肉眼ではわかりづらい部分も、画像や数値で確認することができるので、歯科医師の説明と合わせてさらに理解を深められます。
これらの検査記録は、治療経過の確認や義歯などの技工物を作る際に役立てています。
応急処置
我慢できない痛みやひどく腫れているといった症状がある場合は、応急処置を行ってまずは症状緩和をめざします。
根本的な治療は、歯科医師から治療計画をきちんとご説明させていただいたあと、患者さまのご同意を得てから始めます。
治療計画のご説明
検査結果やカウンセリング、患者さまのご希望を加味して立案した治療計画をご提案いたします。
現状と今後の見通しから治療方法がいくつか考えられる場合は、それぞれのメリットとデメリットについてもご説明いたします。
治療は患者さまが同意くださった計画に沿って進めます。
治療計画はご自宅に持ち帰ってじっくりご検討いただくこともできますので、ご安心ください。
治療スタート
治療計画について患者さまに同意を得られたことを確認し、いよいよ治療をスタートいたします。
治療中でも、気がかりなことや疑問、不安なことがありましたら、なんでも遠慮なく歯科医師やスタッフまでお声がけください。
メンテナンス
治療が完了したら、おしまいではありません。
再発しないように「予防」を心がけることがとても大切です。
特にむし歯・歯周病の予防には患者さまと歯科医院が協力して取り組むことで効果が上がります。
ご自宅でのセルフケアと歯科医院での定期検診やクリーニングを組み合わせ、患者さまお一人お一人に合わせた予防ケアによってお口の健康を維持していきましょう。
お口の健康維持に、定期検診のすすめ
治療が完了した方、または現在気がかりな症状がない方にもお口の「定期検診」をおすすめしています。
「痛まないし、治ったから通院しなくても大丈夫」ではなく、お口の健康を維持するためには定期的なチェックとクリーニングが大切です。あわせてご自宅でのセルフケアにも取り組みましょう。
生涯ご自身の歯で過ごせるようにしっかりサポートいたします。
定期検診の流れ
問診票の確認
問診票にご記入していただいた内容の確認とともに、検診や治療へのご希望や質問にもお答えします。
口腔内の診査
レントゲン撮影や歯周病検査、むし歯チェックなど、お口の中を総合的に検査します。
特にレントゲン撮影は、肉眼ではとらえられない部分の病変の有無を確認するために行います。1年に1回は撮影することが望ましいです。
小さなお子さまや妊娠中の方、その他慎重を期す必要がある場合には撮影しないこともあります。
口腔内クリーニング
歯科衛生士がお口の中をクリーニングします。
汚れや着色具合、歯周ポケット内の歯石の量によっては、複数回にわたって行います。
歯ブラシ指導(TBI)
メンテナンスで大切なポイントは、歯科医院での定期的なクリーニングに加えて、毎日のブラッシングにあります。患者さまの磨きグセや、適した歯ブラシの選び方などを、しっかり丁寧に歯科衛生士がお伝えします。
歯科医師のチェック
検診を終えましたら、最終確認として初期のむし歯や歯周病のリスクがないか歯科医師が診察します。
そこで治療が必要な場合は、治療を開始します。問題のない方には3~6ヶ月おきの定期検診をおすすめしています。